Q.文ちゃん以外で恋人にしたい忍たまっていますか?

A.いません。

伸一郎(男主)
「そもそもまず前提が可笑しくねえか!?」

文次郎
「折角質問してくださったのに、『いません』はないだろお前」

伸一郎
「いやだって可笑しいじゃん! 俺ホモじゃねえし文ちゃんとそういった仲になる予定もねえし! 話も恋愛要素無しの友情だし!」

文次郎
「世の中にはIF設定というものが存在していてな」

伸一郎
「無理無理無理無理! 女好きの個性が無くなるの無理ー!」

文次郎
「……あのなあ、これは『もしも』の話なんだから、そこまで否定しないでもいいだろうが。サービス精神発揮して答えてみたらどうだ?」

伸一郎
「うぐっ……」

文次郎
「忍たまだと範囲が広いから、俺抜きの六年で考えてみろ」

伸一郎
「……」

文次郎
「……」

伸一郎
「……消去法で、立花が残った」


A.立花仙蔵(暫定)

伸一郎
「待ってその結論待って早い!」

文次郎
「理由は?」

伸一郎
「いやだから消去法で……」

文次郎
「消去した理由は?」

伸一郎
「……食満と善法寺は論外。二人とも苦手なタイプだし」

文次郎
「ふむ」

伸一郎
「七松様は恐れ多いし身体がもたなさそう。中在家は沈黙が苦しい」

文次郎
「ふむ」

伸一郎
「立花はまあ、文ちゃんが絡まなければそれなりに……。割り切れる所や冷静に判断出来るのも頼りになるし、色んな見方が出来るのもいいよな。女の趣味も結構いいし、何より女装姿が美人だから……」


A.立花仙蔵(確定)

伸一郎
「なんでー!?」

文次郎
「これはあくまでIFですので、本編に反映されることはありません。悪しからず」

伸一郎
「IFでも有り得ないから!」


20140203
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