<潮江が浜と会っていなかったらM>※IF、年齢操作なし、潮江の性格変更有り

 例によって委員会活動中に行方不明になってしまった三年生・次屋三之助。
 体育委員長の小平太がそれに気付いた時、三之助は委員会絡みで外出していた文次郎によって学園に連れ戻されていた。

「おぉ!文次郎!三之助を連れて来てくれたのか!有難うな!」
「ぁ、ぇあ、お、俺は別に・・・っ」
「・・・私の事、まだ怖いのか?」
「わ、悪い・・・」

 視線を合わせるのも怖いのか。文次郎は俯いてしまった。逃げ出さないのは、後輩の手前という事があるからだろう。

「文次郎は、謝ってばかりだな。謝るのって、そんなに楽しいのか?」
「え?」
「どうしても、って時には謝る事も必要だと思うけどさ。必要もなくて楽しくもないんだったら、謝る事なんて止めた方がいいぞ。」

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