男主と文次郎がポケモンXYをプレイしてみた。

・主人公はどっち?
「俺ポケモンXな」
「なら俺はYだな」
「んじゃ、スタート……ってうおぉおお! まじで立体的!」
「3DSソフト凄いな」
「主人公俺女の子にする。セレナちゃんまじ可愛い」
「そこは普通に男だろ」
「何言ってんだよ! 今作は髪型や洋服の着せ替え自由なんだぜ! 男よりも女の子で着せ替えした方が楽しいじゃんか!」
「既に楽しみ方が違うな」

・御三家は?
「もう御三家貰う前に感動で前が見えねえ……。パジャマ姿可愛いかったよセレナちゃん」
「つうかライバル多いな」
「サナちゃんも可愛い!」
「ロリか」
「違いますー。ライバルセレナちゃんのクールさにもときめいてますからー。ポニテいいよいいよ!」
「おっ、御三家を選べるようになった」
「今までとは違って、博士からじゃないんだな」
「選ばれた奴だけが図鑑持って旅するんだろ? 結構シビアだよな」
「ここはアニメを見習えばいいのに」
「で、どうする?」
「俺ハリマロンにするー」
「俺はケロマツだ」
「安定の水ポケオタクめ」
「ギャラドスどこでゲット出来るんだろうな」
「水ポケモンもういるのに!?」

・ピカチュウと!
「三猿がいる! あとコクーンでた!」
「俺のはトランセルだ。XとYで違うんだな」
「なー。あとで交換しようぜ、図鑑埋めたいから」
「おう」
「あと何が出てくっかなー。新ポケ新ポケ……あっ、何か出た」
「おっ、そのシルエットはピカチュウ……」
「……」
「……」
「ぎゃあ! 任〇堂! 任〇堂とうとうやりやがった!」
「アニメだと……っ!」
「ピカ様まじ贔屓されすぎ! なにこのあざとさ! 全力で捕まえちゃうんだからね!」
「あっ、俺♀が出て来た」
「プリーズ♀ピカチュウ」
「そっちのは?」
「まさかの急所で倒しちまった」

・ハクダンシティ!
「みてみて文ちゃん、帽子替えてみた」
「……最初の方がいい」
「おけ、じゃあまだこのままにしとく。ぼうし飾りは?」
「……新しいやつ」
「うん、そうする」
「おっ、伸一郎。カモネギ交換してくれる家発見したぞ」
「誰と?」
「山男」
「断固拒否する!」
「そういうと思った」
「……わあ、ローラースケート貰えた。スライドパッドとか使ったことねえよ」
「やりにけえ……」
「慣れるまでBボタンにお世話になりそうだなー」
「ジムいこうぜジム。虫ポケだとよ」
「やべえ、俺の手持ちハリボークとピカチュウなんですけど」
「俺はゲコガシラとマリルリだ」
「なんで旅パで水ポケ二匹も」
「いや、マリルリ入れないと怒られそうな気がしてな……」
「なら仕様が無い」

・博士からは?
「なんでカントー御三家をプラターヌ博士から貰えるんだろうな」
「普通は逆だな」
「なっ。俺ブースター欲しいからゼニガメにしようっと」
「俺は……」
「文ちゃんはよくタイプ考えろよ。ゼニガメダメ絶対」
「……」
「旅パは相性良く揃えた方が絶対いいって。秘伝要員も必要だし」
「……」
「文ちゃん聞いてる?」
「……」
「――ってなんでゼニガメ選んでんの!? 俺と被ってるしまた水ポケモンだぜそれだと!?」
「俺は水タイプの御三家と決めているんだ!」
「だからって相性考えないの良くないって!」

・バトルシャトーで!
「二つ目のジム遠い……。何なのこの長さ可笑しくね?」
「バトルシャトー楽しいな」
「聞いてよ文ちゃん。つか手持ち増やそうよ」
「まだこの三匹でいい」
「……ていうかなんでもう全員最終進化しちゃってんのさ」
「バトルシャトーで経験値とお金荒稼ぎした結果こうなったんだ」
「可笑しいよ、なんでバッチ一つの時点で平均レベル60なのさ……」
「そういうお前も30だろ」
「文ちゃんに比べればましですー」

・かせきは?
「文ちゃん、俺アゴの化石選んだから、ヒレの化石選んでちょ」
「おう」
「ていうかまだバトルシャトーいんの?」
「爵位が上がらねえんだ」
「ストーリー進めようよー。文ちゃんパルレとシャトーしかやってねえじゃんかー」
「パルレは兵器だな」
「俺もそう思う」

・ショウヨウシティ!
「やっとジム来たー!でもその前に服買う!」
「……そういやお前、髪型変わってねえか」
「うん。ショートにしてみた。あっ、これよくね? スポーティな感じで」
「……いいんじゃねえのか?」
「じゃっ、当分これにしよっと」
「ジムは岩か。楽勝だな」
「寧ろレベル差が有りすぎて申し訳ない」

・セキタイタウンで!
「コルニちゃん可愛いー! ビオラさん美人だったけどコルニちゃん可愛いー!」
「……ルカリオいいな……」
「そういやリオル捕まえるの忘れてた」
「……戻るか?」
「いや進めようぜ文ちゃん。進めてコルニちゃんに会いに行こう」

・11番道路で!
「……」
「……」
「……なんかさ」
「……おう」
「今作すげえ任〇堂黒くね? 可笑しくね?」
「俺はあのナツミショックで任〇堂の本気を知った」
「思い出させないで気持ち悪くなるから」

・シャラシティで!
「リオルゲットしに戻らなくて良かったー!」
「……」
「良かったなあ文ちゃん、ルカリオ貰えて」
「……メガ進化恰好良いな」
「なー。カメックスは可愛くなったけど」
「さて、ルカリオ鍛えに一回戻るか」
「待ってどこに?」
「バトルシャトー」
「いやだから進めようって! 遠いじゃん!」
「ローラースケート様様だな」
「言ってる側からもう逆走してるし! もう俺待ってるからね!」

・12番道路で!
「全員レベル80になった」
「爵位は?」
「最高ランク」
「文ちゃんやり込み過ぎだから。んじゃ進もっかー」
「そういやお前今手持ちは?」
「ブリガロン・ピカチュウ・カメックス・ブースター・シンボラー・ルカリオ」
「バランスいいな」
「まあ旅パだし。文ちゃんは?」
「ゲッコウガ・マリルリ・カメックス・シャワーズ・ルカリオだ」
「5匹中4匹が水ポケとか」
「残る一枠はギャラドスと決めている」
「そらを飛ぶ要員がいない!」
「ローラースケートがあれば何とかなるだろ」
「せめてボックスの子使おうよ!」
「……こいつらをボックスに入れることは出来ねえ……!」
「どこの親バカだよ」
「パルレが悪い」
「どこの女子だよ」
「別にいいだろ! お前戦闘終わりに画面タッチしてみろ、こっち振り向くんだぞ手放せなくなるだろうが!」
「何それ初耳なんですけど! えっ、やるやる!」
「ただパルレである程度した奴じゃねえといけねえらしいが」
「任せろハートはもう5つだ!」
「お前だってやり込んでるじゃねえか」
「だって可愛いんだもん」

2014/02/12
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