▼キャラレス 伸一郎 「男子会が好評だったようで嬉しい限りです♪ 『幼馴染みな俺等』の男主松平伸一郎と、」 文次郎 「もう二度とするかと誓っている、『幼馴染みな俺等』の潮江文次郎です」 伸一郎 「さてさて、キャラレスで使うコメントはこちら!」 【A三郎 「いやぁ、羨ましい限りです。こっちは皆良い子な優等生か脳みそ筋肉野郎ばっかりで、こうもぶっちゃけた男子会はできないもので。 松平先輩、お見事でした。優勝賞品もお見事でした。 でもって、未経験の方達はお連れしない事にしたのも賢明な選択であったと思います。もしも万が一、ああいう店のお姉さんに入れ込む事になってしまったら厄介ですからね。 相手はプロですから…ああいった店のお姉さん達は一般の女性より女を磨いているし、男を誘惑するのも甘えるのも癒すのも上手い、そっちのテクだってすごい。生半可な気持ちで体験すると普通の女の子には満足できなくなって危ないと思うんですよ。向こうも商売、お愛想も商売の内、気のある素振りも商売の内、割り切ったドライな関係を取れる人でないと身を滅ぼしかねません。 その点に関しても、松平先輩もそちらの六いの先輩方も大人であると思います。 そうそう、『そこまで興味あるわけでもないし』と言い切ったそちらの鉢屋君も流石だなぁと…さすが私♪」】 伸一郎 「秋桜さん、そして『被害報告』の鉢屋君、コメント有り難うございました!」 文次郎 「……つうか、いいのかこれ? キャラレスは自重するって秋桜さんは……」 伸一郎 「秋桜さんならきっと許してくれると信じている」 文次郎 「……秋桜さん、ご不快になられましたら直ぐにおっしゃってください。直ちに消しますので」 伸一郎 「それで、向こうの鉢屋君のコメントだけど――……」 三郎 「いやあ、それほどでも♪ そっちの私も、潮江先輩達に鼻血を出させる程の春画を持っているなんて、羨ま…じゃなくて、いい趣味してるじゃないか。 流石『鉢屋三郎』だと思いません、先輩?」 伸一郎 「……うん。流石だとは思うけど、いきなり出て来るのは勘弁してほしかったな、鉢屋君」 文次郎 「……出て来ると思ってはいたが」 鉢屋 「ご挨拶が遅れました。潮江先輩の扱いならお任せあれ、五年ろ組の鉢屋三郎です♪ もう先輩達、向こうの私からのコメントがあるなら呼んでくださいよ」 伸一郎 「わりーわりー。これ強引に推し進めたキャラレスだったからさ」 三郎 「お詫びはお団子がいいです」 伸一郎 「だってさ、文ちゃん」 文次郎 「なんで俺が買うんだよ。お前と割り勘とは言え、仙蔵に金払うのだって納得してねえんだぞ」 伸一郎 「まあまあ、それは後でにして…。 それで今回のレスなんだけど、因みに鉢屋君は店に行った事ってあんの?」 三郎 「いえ、ないですね。 私は以前付き合っていた女性とそういった流れになったことがあるだけで、行くのは流石に……」 伸一郎 「おけおけ、了解した。んじゃ、そういった店に行っても身を滅ぼさない秘訣を教えようじゃないか!」 文次郎 「何でそうなるんだ」 伸一郎 「んー、ほら、俺達がそういった店に行くのが女の子とイチャコラする為だけって思われたらさ、ちょっと嫌じゃん?」 文次郎 「俺は女装の鍛練の為だと公言しているんだが……」 伸一郎 「文ちゃんは良くても俺は良くないのー。 と言うことで、いってみよう!」 三郎 「パチパチー」 伸一郎 「まずお店だけど、向こうの鉢屋君が言う通り【ああいった店のお姉さん達は一般の女性より女を磨いているし、男を誘惑するのも甘えるのも癒すのも上手い、そっちのテクだってすごい】んだよなー。俺も何度陥落されかかったことか…」 文次郎 「お前な…」 伸一郎 「けど、陥落されずにすんだのは、俺が『目的』を持っていっていたからなのさ」 三郎 「どんな目的ですか?」 伸一郎 「彼女達の持つ掌握術を盗み取るのと、情報を得やすい女探し」 三郎 「……すみません、タイムいいですか?」 伸一郎 「どうぞどうぞー」 三郎 「潮江先輩潮江先輩、ちょっと」 文次郎 「なんだ?」 三郎 「松平先輩って、ただの女好きじゃなかったんですか?」←小声 文次郎 「ただの女好きが、俺の幼馴染みでいられると思うか?」←小声 三郎 「……いえ全く」 伸一郎 「鉢屋君、話終わったー? 続けていーい?」 三郎 「はーい、どうぞー」 伸一郎 「えーっと、俺は主にさっき言った二つを目的にしてたんだけど。 一つ目は文ちゃんはそういうの苦手だからさ、いざという時に俺が出来た方がいいって思った訳よ」 文次郎 「……俺の為なのか?」 伸一郎 「俺は文ちゃんの為にしか動かないって、何時も言ってるじゃん。彼女達って男心だけじゃなく女心も掴むのが上手くてさ、勉強になるんだよなー。 二つ目だけど、ああいった店は色んな情報が集まりやすいんだけど、人によって握る情報量が違うわけ。 俺は万一文ちゃんになにかあって情報が必要になった時、その情報を握っているような女の子を探す為に、色んな店を梯子してんだよねー」 文次郎 「……お前は何時も、最悪な事態ばかり想定しているな」 伸一郎 「一人位そういう奴も必要っしょ。最も、俺の考える最悪な事態になる前に、何とかするつもりだけどな」 文次郎 「……そうしてくれ」 三郎 「……うわー、今すっごく納得しました。どうして潮江先輩が松平先輩に気許しているのか、今やっと分かった気がしましたよ」 伸一郎 「そう?」 三郎 「そこまで大事にされちゃあ、幾ら潮江先輩でも気許しますって。そんな理由で花街に通うって、自主的忍務をしているようなもんじゃないですか」 伸一郎 「はっはー、俺にとっては生きる理由そのものよ。 いざとなったら任せとけよ、文ちゃん。どの店の子がどんな情報を掴んでいるか、どの店にどんな常連客が来ているのかも把握済みだからさ」 文次郎 「俺は何時も、お前を頼りにしているさ」 伸一郎 「うん、知ってるー」 三郎 「(……松平先輩が色に溺れないのは、ただ単純に潮江先輩の方が大事だからなんだろうな……。目的云々じゃなくて)」 伸一郎 「まあでも、俺みたいな目的は特殊だし、文ちゃんの目的の方が持ちやすいかもなー」 文次郎 「女装がか?」 伸一郎 「女装だけじゃないっしょ、文ちゃん。彼女達の掌握術に抵抗する方法と、逆に彼女達を陥落する方法を身につけてる癖に」 三郎 「今なんとおっしゃいました!?」 文次郎 「なんで食いつくんだ」 伸一郎 「文ちゃんね、お店の女の子達を逆に口説き落とせんのよー。前も何回かしちゃって、先輩に怒られてたもんな?」 文次郎 「……不本意だ」 三郎 「立花先輩ならまだしも、潮江先輩が!? くノ一からの評判が一番悪い潮江先輩が!? ていうかアンタ何してんですか!?」 文次郎 「だから不本意だって言ってんだろうが! 向こうが勝手に……っ!」 三郎 「立花先輩なら納得いきますけど、アンタじゃ納得いきませんって! どんな口説き文句使ったんですか!?」 文次郎 「口説いてねえ! 俺は一切そんなつもりは無かった!」 伸一郎 「二人ともどーどー。文ちゃんは無自覚なんだから、鉢屋君、問い詰めても無駄だよー。後で詳細教えてやっからさ」 三郎 「是非ともお願いします、伸ちゃん先輩!」 文次郎 「鉢屋、お前な……」 伸一郎 「いいじゃんいいじゃん。話を元に戻すけど、文ちゃんは引っくるめてあそこで『色忍耐』を付けたって訳。それが目的な。 こうやって目的があった方が、ただ女の子とのイチャイチャ目的よりも、忍者としても役に立つだろー?」 文次郎 「……俺としては、行かないことに越したことはないがな」 伸一郎 「そこは各自の自由だし、俺達に止める権利はねえよ。 と言うことで、本日のレスの話は以上でーす」 文次郎 「今回もぐたぐたとすみませんでした」 三郎 「向こうの私、またいいネタがあったら宜しくな♪」 伸一郎 「それでは! 有り難うございました!」 秋桜様、有り難うございました! |