▼キャラレス

伸一郎
「前回は来れなくてすみませんでした、松平伸一郎でーす」

文次郎
「次回が来なかったことに心から安堵しています、潮江文次郎です」

伸一郎
「早速だけど文ちゃん、質問であった『泣き落とし』について詳しい説明よろしくー」

文次郎
「お前も知っているだろうが」

伸一郎
「こういうのは俺じゃなくて、文ちゃんがいうから意味があんのよ」

文次郎
「そんなものなのか?」

伸一郎
「イエース」

文次郎
「……仕方ない、説明しよう。まず泣き落としにも三パターンほどあり、俺は状況によって使い分けることにしている」

伸一郎
「ちょっと待った文ちゃん、それ超計算してます発言……」

文次郎
「一つ目は涙を堪える様にして少しだけ泣くんだ。大抵これで伸一郎は折れる」

伸一郎
「ああ、あの涙を必死に堪え様としてでも泣いちゃうあれな。あれ計算してんの?」

文次郎
「二つ目は伸一郎にしがみついて泣く。これはあまりしないな」

伸一郎
「文ちゃんってまさか、涙を自由自在に操れる人?」

文次郎
「三つ目は俺もコントロールできないマジ泣きだ。これだけはいつ出てくるかわからない」

伸一郎
「やめてその計算の中に本気も交じってますな発言! 俺何を信じればいいか分からない!」

文次郎
「以上の三つが主だ。これ以外にもあるがまあ、特別な場面にしかやらんからいいだろう」

伸一郎
「……あれ、もしかして文ちゃんって小悪魔系?」


こんな感じですみません。文次郎は基本的に確信犯です、しかし時々素でやらかします。コメント有難うございました!


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