『絶●のプラアイ』映画公開前妄想


『絶●の・・・』で、連想した妄想二つ。


***一つめ


「深海の様子をリアルに感知できるよう、魚影も再現してあるんですよ」
との言葉と共に、スクリーンに映し出された光景。

―それは、揺らめく波影の合間に、まだ高い陽の日差しを反射しきらきら動く海の生き物の姿を孕んだ青の世界。

イージス艦に搭載されている対潜戦闘システムのうちの一つである海中探査についての解説を聞いているその時。
偶然か必然か―某港で開催されたイージス艦の一般公開イベントで顔を合わせた探偵達は、その絶叫を聞いた。

「?!おい、工藤?」
「どうしたんですか、工藤くん?」
「工藤くん?」
「びっくりするじゃないか!どうしたんだよ工藤くん」

「な、なな、なんでも、なんでもねぇっ」

「…画面に何かあったんですか?…魚しか映ってないようですが」

突然の叫びに、高校生男子探偵達に女子探偵及び工藤家の下宿人は、突然顔を覆って座り込んだ工藤新一に駆け寄り、私立探偵である安室は一瞬前まで彼の眼前にあった画面を見て首をかしげた。
工藤は、安室が画面に見えるモノを口にした瞬間に耳をふさいで首をぶんぶん振って、なんでもない、を繰り返したが、尋常な様子ではなかった。
親友でありライバルを自認する西の探偵が、ふと眉をひそめ、それからそっと屈み込んで「さか、いや、怖い」とブツブツ呟く東の探偵に囁いた。


「お前、黒羽やろ」




**絶叫の/



!以下ちょっと閲覧注意です!



***二つめ


とうに何度目か解らなくなった絶頂を迎え、工藤は声なき声を上げた。
息を浅く吐く度に身体の奥深くが痙攣し、そこにくわえ込んだ黒羽自身を締め付けてしまう。
工藤の意思とは関係なしにすっかり快楽に馴らされた身体が勝手に煽動して、結果黒羽の欲をそのまま体内に吐き出させた。
ーも、入んねって
工藤は流石に苦しさを訴えだした下腹部に、そうさせた相手をー恨みがましく伸し掛かっている黒羽を睨んだ。
素っ気ないと思われようが、快感の甘い余韻よりも疲労感が上回ってしまっては、もう終わりにして欲しい、というのが工藤の偽らざる本音である。
それに気づいているのか、いないふりでもしているのか、黒羽は薄く笑った。

「やべ○回目なのに、めっちゃ出たかも。工藤ん中気持ち良すぎ」
「あ…も、出ろって」
「ん。いっかい抜くな。あ、でも零すなよ」
「ぁ…っん」

散々に内部を荒らされた後にそう言われても、既に工藤の許容量をオーバーしている黒羽の体液は、彼が自身を引き抜くと、追うようにして身の外へと溢れ出ていく。

「駄目だろ、工藤…俺の出したの、まだ入れててよ」
「ば、…ろ」
「ちゃんと後始末はしてやるからさ、ほら、締めて」

奇術師の指先が、赤く熟れた空洞の周囲をさする。脱力し緩んだ口から白く涎を垂らしていた部位が、途端にきゅうと竦んだ。
小さく、よせ…と制止する声を無視して、黒羽はそこに指を一本だけ侵入させた。
抵抗なく入った指で、ヌルヌルしている内部をかき回す。ーすると、弛緩と潤滑で動かし易かった指先が、瞬く間にくいしめられていく。

「…工藤って、俺のにすげぇ食い付いてくるよな」

何度も食べさせてやったのにまだ足りない、って言われてるみたいだ、と。
言いながら、引き抜いた指の代わりにあてがわれた熱に、工藤は信じられない、という顔で黒羽を見上げた。

「こ、…っの絶倫!信じらんね、さっき、出したばっかじゃねぇかよ!」
「工藤が俺の漏らすの見たせいだって。しかもまだナカきゅうきゅうしてるし。足りないんだろ?」
「ふざけ…っん、あっ」
「ほら、…すげ、ヌルヌルしてんのに、ぅ、っあ」






**絶倫の/

二人まとめて精力的。



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