ジャガぱろ
*色々酷い。
*ジャガぱろ快新
*意味の解らぬ方は退避を!


前提⇒ツンデレメイドカフェの放夢津ちゃん(変装新一)の接客(墨汁ぶっかけ)を受けて帰宅してきた怪盗と、居合わせた快斗。


「あれ?キッド、何でお前そんなカッコ…」
「快斗じゃないですか。いやこれはお恥ずかしいところを」
「ホント恥ずかしいな、パンいちとか。仮にも怪盗紳士じゃなかったのかよ。通報とかされなかったか?」
「全力で飛びました!」
「されたのか。いい笑顔で言う事じゃねぇ、この空飛ぶ猥褻物。変態紳士か」
「墨汁が乾くのを待っていたんですよ」
「…は?」
「新しい妹が、とんでもない駄々っ子で。私を自分色に染めたいと…かけてきたんですよねぇ」
「墨汁をか」
「ええ。勿論誠心誠意受け止めましたよ」
「白スーツを汚したくなかったとかでなく」
「愛を素肌で感じないなど勿体無い」
「…(駄目だコイツ)ってか妹ってアレ?隠し子でも見つかったのか」
「あんな逸材が隠れていたなんて、全く夏葉原は萌えの宝庫です」
「なんでコイツ出禁しないんだ、その店。いやそもそも墨汁だす店?!」

 
  ***   ***

次の日ベイプロの一角にて。

「って事らしーんだけど、新一知ってるか?最近探偵術磨いてくるとか言って、あの辺行ってるよな」
「知らねー。大体なんだよ、その店員が客にいらっしゃいませも言わないでツンデレな妹ぶって、メニュー食わせたり、ココアじゃなくて墨汁出すとか。挙句墨汁ぶっかけるとか(あの白フナムシ…快斗に何話やがったァッ!)」
「…うん?そんな詳しい話してないのに、よく知ってるな新一」
「き、聞き込み…で噂になってた…かな」
「?ま、今度その店に白い変態は出禁した方が良いって言いに行こうかと思ってるんだけど」
「?!え、行く…のか?!」
「そ。新一も行かねぇ?」
「いや、俺は…(どうするどうする?!)あー、と!快斗は興味あんのか?!」
「いや忠告したいだけだけど?」
「電話で良くないか…?」
「そうだけど。ちょっと面白そうかなーって」
「……」
「墨汁出すとかさー」
「…興味、あるのか(熱湯ココアにしておけば良かった!せめて墨汁をやめておけばコイツの興味を引かなかったハズ…ッ)」
「え。いやいや(何で顔伏せて震えて…ぁ!)、ホント別に女の子の店員が、とかじゃないぞ?!」
「は?」
「妹なんかいらねーし。俺好みのツンデレはここにいるし」
「…は?ここ?」
「ここ!俺の目の前!」
「好み?」
「どストライク」
「な…っ、に言って」
「うん。店には電話でいいか。代わりにデート行こうぜ、新一」
「なんで、そうなる」
「可愛い店員のいる店に行かせたくないんだろ」
「そんなん、ちが」
「違わないよな」
「いや、そうじゃなくて」
「うんうん、オッケー!俺が新一とデートしたいだけだよ。だからさ」
「…オメーなぁ」
「行こう。それとも絶対駄目か?」
「…そうは言ってない」
「うん。じゃ、行こうぜ!」




*** *** ***



ツンデレもうすたも難しい!文字じゃ無理ー。
某素敵サイト様宅で動いてるメイドにハァハァした結果です。


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