サッカー小僧的会話文
空愛嵐
スカイ・○ブ・ハリケーン!
「快斗ー。ちょっと、運動付き合えよ」
「ベッドの上なら喜んで!」
「バーロ!外だ、サッカーしてぇ」
「殺人シュートの餌食になれと?!」
「ンな技ねぇよ…、あ、あのさ、オメー俺に似てるよな?」
「いやいや新一が俺に似てるんじゃねーの?」
「あ、そーゆー談義はいらね」
「…で?似てたらなに」
「アレやってみてーなー」
「アレ?」
「寝そべったオメーの上に俺が乗り上げて……」
「今すぐヤろうか!」
「マジ?じゃ、ホラ外行くぜ!」
「マジ!?そんな大胆な!今すぐ行こう!」
「んー、駄目か…」
「いやもう物理法則的にムチャクチャ言ってるよな?!」
「立花兄弟はやってたんだけどなー、やっぱ顔が似てるだけじゃ駄目か」
「…誰だよ、どこの超高校級選手だっつの」
「キャプ○ン翼」
「……技名は?」
「スカイラブ○リケーン」
「非常に心惹かれる技だけど、いくら怪盗的体力と瞬発力があっても大よそ同じ体格の人間を脚力のみで上空数メートルに飛ばすとか、無理すぎる…!」
「不可能犯罪得意なんだろ。何とかしろって」
「問題が違いすぎる。あ!コナンくんなら行けると思う!ちょっとなって!」
「なれるかバーロー!」
「だったらコッチだって出来るかバーロー!」
「…疲れたな」
「ああ」
「ラーメン食いに行こうぜ、快斗」
「オッケ!行くかー。あ、でも俺吐くかもー。新一の膝、腹に入り過ぎたわ…」
「悪かった、奢ってやらぁ」
「マジ?!やたっ」
*** *** ***
■懐かしすぎるネタ。サッカー少年ならキャプテ○翼は当然読破していて頂きたい。
■江戸川さんなら怪盗をジャンプ台にして羽ばたけると思う。
追:
■脚力の強いほうが相手を蹴り上げるなら、快斗さんが上で飛ぶべきなどとという発想はお互い皆無。
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