2012/05/04に書いてみた会話文
*めでたいひとこどものひと・2012*


「誕生日おめでとうございます、名探偵」
「おう・・・またか。またか!」
「また今年も引っ掛かって頂けて嬉しいです。本当に今日が何の日か忘れてるんですねぇ」
「一日昏睡させて、長距離移動って所か・・・」
「はい。この時期の日本にはとても危険な風習がありますので」
「で?」
「コレを」
「ゲーム?」
「私が脚本・監修・映像・その他諸々手がけました」
「『探偵ロワイ●ル』・・・っておい」
「怪盗のアレとは違いますから!まぁ大元は似てますが」
「つーと?」
「このネット回線を使ったゲームの主催が怪盗キッドであると噂を流しました。主に、探偵の名を持つ者へ」
「・・・へぇ」
「参加者はこの電脳世界に散りばめられた秘宝を探すのです。アイテムを、情報を、時に奪い合い、時に共有し、一筋の道を探す―そして『私』に最初に辿り着いた者だけが、とびっきりの謎(秘宝)を手に入れられる」
「おい…それじゃ」

「私からのプレゼントが欲しかったら頑張って下さいね!」
「なんだそのお仕事頑張ってねダーリン★的なニュアンスは!」




***


毎年名探偵を監禁&誕生祝いする趣向を凝らすのが大変な怪盗。
ゲーム参加者=名探偵をお祝いし隊の人たち。
協力したり邪魔したりして名探偵と遊んであげてくれればいいよ!



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