2011/05/05 に書いてた会話文
:めでたいひとこどものひと:



「毎度毎度、誕生日だからって、前夜祭だ生誕祭だ後夜祭だの言ってGW潰す真似しやがって!」
「三日三晩丹念にお世話してあげてんのに…何が不満かな、名探偵?」
「お前がしてんのは監禁だろうがッ!」
「家から一歩も出なくても、不自由なく過ごさせているでしょうに。プレゼントの暗号はお気に召しませんでしたかー?」
「アレは良かった」
「それは良かった」
「でもなぁ…、いくらおめーが外に出たくないからってよー。人を付き合わせるなよな。俺だって暇じゃねー」
「は?私が?…なにを」
「あん?…何だよ、バレてねーとでも思ってたのか」
「……なにが」
「キッドなんて言う割にゃ、そんなイベントめいた事しやしねーし。祝われた礼にでも、アレ作ってやろうとしたら…捨てただろ、アレ。そんで毎度アレ使った料理は出てこない。んで、監禁が終わるのは辺りが暗くなってから、…ってのは念を入れての警戒だ!まだ空泳いでるアレが見えたらヤベーんだろ」
「ナンノコトヤラ」

「しらばっくれんな。んじゃ、今からキッドって悪ガキのお祝いしてやっか?かしわ餅とちまきと、何ならまた作ってやるぜ?こいの「だったら!お祝いなら…来月にして下さい」

「?」
「6月21日!」
「?…何で…、っ?!…まさか、おめー」

「プレゼント用意しておけよ、絶対」
「…おいおい」
「取りに行くからな」
「待て」
「忘れてたら、そん時は名探偵をプレゼントしてもらう」
「……暗号作れ、か」
「違います」





正体不明の怪盗が名探偵のお休み潰しを始めて五年目あたり。
名探偵は、新一でもコナンでも。

どちらでも、いい加減性的に我慢ならなくなってそうなお年頃!(新一→正体隠して大学生友人。卒業までに何とかしたい・コナン→まだ早いかな、もういいかな、中学生まで待てそうにないな、味見くらいしたい)


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