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裸２８

掃除機のスイッチを切ると、ゆっくりと妹の方に体を向ける。
「あれ？　なに、どうしたの？　まだ終わってないでしょ」
　怪訝な顔でこちらを見ている。
「いや、終わりだよ……」
　ボソッと呟く。
「何言ってるの、そっちがまだでしょ」
「いいや、終わりだ……」
　そう言いながら妹が腰掛けているベッドに近づいていく。
「な、なに？……ちょっと、どうしたの……？」
　兄の様子がおかしいのに気づいたのか、少し怯えた様にしている。
「ふふ……もうこんな事は終わりだ……お前に目上の人間に対する態度ってのを教えてやるっ……」
　そう叫ぶと妹の体をベッドに押し倒す。

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▽番外編

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