「俺はいるよ、すきな奴」
どうしよう。どうしよう。
心臓が、痛い。
「………そうなんだ」
「うん」
痛いよ。
なんで、なんでなの。
「どんな子?あたし知ってる子?」
「うん。蜜羽も知ってるよ」
「そう…」
ヤバイ。
この症状はマズイよ。
ギュっと心臓のあるところの制服を握る。
そんなはずないのに。
「俺策士だから、いま罠仕掛けてんだよね」
「そうなんだ」
湊の話がまったく聞こえない。
どうしよう。
どうしたらいい?
-7-
[
*←
]|
top
|[
→#
]
目次
しおり
you choose
beautiful
or
wonderful
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -