No title
「どう、して？ 気持ち良くなかったですか？」
不安そうに見上げてくる顔が堪らなく可愛くて強く抱きしめると、そのままベッドに引き倒す。
「超気持ち良かったっす！ でも、やっぱりイくのは黒子っちのナカがいいなって思って」
「なっ！？ んっむ……っ」
文句を言おうと口を開きかけた黒子っちの唇に舌を差し込みながら、足からズボンと下着を一気に引き抜いて床に放り投げ既に勃ち上がりかけていた黒子っちに触れる。
「俺のを舐めて興奮したの？ 黒子っち」
「ちが……っ！ 五月蠅いですっ」
聞かないでください。なんて言いながら俺の肩口に顔を埋めてくる姿が可愛くて仕方がない。
「違わないよね？ ココ、もうこんなになってる」
腰を抱いて扱き上げてやれば先端から滲んだ体液が量を増し、とろとろと溢れて俺の指を濡らしてゆく。
「……ふっ、……ぁ……ん、んっ……」
そのまま緩急をつけて扱いてやると堪え切れなくなってきたのか小さな喘ぎが吐息に混じってきた。
それを洩らすまいと手の甲を噛んで耐える姿に煽られて、下半身が焼けつくように熱くなる。
「黒子っち、声……聞かせて？」
「い、いやですよ……っ恥ずかしい」
「俺しか聞いてないっす。だから恥ずかしがる必要なんてないよ」
閉じようとする股の間に身体を割り込ませお尻のラインをなぞると、黒子っちの体がびくりと大きく跳ねあがる
ひくひくと誘うように蠢いていたソコは簡単に俺の指を呑み込んで、抜き差しするたびに内部が絡みついてくる。
「準備万端みたいっすね。そんなに俺のが欲しかったんっすか？」
「ちがっ、ぁあっ」
耳に息を吹き込むようにして囁き、首筋に舌を這わせる。空いている手で乳首を愛撫してやると次第に鼻から抜けるような甘い声が洩れてくる。
口では違うって言ってるけど身体は正直っすね。