No title

「う、わっちょっ! 宮地さん、なにしてっ……んぁっ!?」
ひやりと冷たい感触に身を竦ませた瞬間に、膝頭を両手で固定され宮地が高尾の性器を躊躇いもなく口に含んだ。
「う、ひゃ……っ」
温かくてぬるりとした口内に含まれ、思わず身体がのけ反った。
まさか宮地に咥えられるなんて。予期せぬ出来事に頭の中がパニックを起こしかける。
既に蜜を滲ませていたソコは、唾液と練乳が混ざり合い強烈な快感を高尾にもたらしていく。
先端を口に含み、練乳を塗りたくった掌でゆるゆると扱き上げられ集中的に刺激を与えられ息が詰まる。
「うっ、ぅあっ。宮地さっ、だ、ダメっ。……っ。そんなにされたら、おれ、我慢できな……」
「いいんじゃね? たまには。イきたきゃイけよ」
ソコを銜え込んだまま見上げられ、その視線だけでもうどうにかなってしまいそうだ。
「や、ダメだって……宮地さん、マジ汚いから離せって……っ」
泣きそうになりながら懇願すると、一度唇を離した宮地の眉間にグッと深い皺が寄った。
そして再び股間に顔を埋め熱く滾ったソレをさらに深く銜え込む。
「ふぇ、ああっ!! 宮地さ、ダメ、マジ勘弁……あ! ああ……んっ」
喉の奥に呑み込まれた状態で手と舌で巧みに愛撫され、高尾の身体はガクガク震えた。ソファからずり落ちた脹脛が軋むほど強張る。
「うるせぇ暴れんな! うぜーし轢くぞマジで。つーか、何がそんなにイヤなんだよ」
大きなため息を吐きながら宮地がようやく唇を離してくれた。
「だ、だって、あんま早いと宮地さん萎えちゃうだろうし、何より汚いから……」
「汚くねぇし、萎えねぇよ馬鹿っ! 好きな奴が感じてんの見て萎える奴がどこの世界にいんだ。んなくだらないこと考えんな! これ以上おかしなこと言うとケツにパイナップル突っ込むぞ!」
「宮地さん……」
ぐいと腰を掴んで引き寄せながら言われて胸がきゅんとなった。さりげなく凄い事を言われてしまったような気がして頬の筋肉が緩む。
「まぁ、俺より先にイきたくねぇってんなら仕方ねぇ」
「えっ、あっ」
宮地の腿を跨ぐような形で足を開かされ、膝を押さえていた手が後ろの窄まりに触れる。
ヒクつくそこは簡単に宮地の指を呑み込み垂れてきた練乳と混ざり合ってグチャグチャと凄い音がする。
「慣らす必要ねぇくらい準備万端だな」
「あっ、あっん。も、いいから早く……っ」


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