No title

「あっ、ダメ、ああッ!」

「ダメ? すっげー締め付けて来るぞ」

突き上げながら弱い乳首に舌を這わされて、びくびくと身体が跳ねた。

真ちゃんが息をのむのが視界の端に見える。

宮地さんは真ちゃんがガン見してんのをわかってて、煽るように激しく打ち付けてくるから、どうしようもなく身悶えてしまう。

「んっ、んっ……ふ、ぁっ」

「ホラ、聞かせてやれよお前のエロい声」

口元を覆っていた手首を掴まれ、身体を真ちゃんの方向に倒された。片足を肩に担いだまま激しく打ちつけられてベンチがガタガタと音を立てる。

「あっんんっ、や、やぁっ、あっぁあっ」

「よく見えるだろ? コイツがおれのをいっぱい受け入れて感じてるトコ」

「あぁ……。よく、見えるのだよ。先輩のお粗末なもので、高尾が物足りなさそうにしているのが」

「てめっ、喧嘩売ってんのか? それともコイツが感じまくってんのが見え無い位目ぇ悪いのか?」

俺の頭上でフンと真ちゃんが鼻で笑う声がする。

「高尾は元々感じやすい身体をしていますから。その位は当然なのだよ。……オレならもっと、高尾を感じさせてやれる。くそっ、体中舐めまわして、感じるところ全部弄って、蕩けさせて……たっぷりと可愛がってやりたい……」

「フン、残念だったな」

激しく打ち付けて来る宮地さんのリズムと、真ちゃんの舐めるような熱い視線や声が俺の快感を煽り、身体の芯が震えた。

やばっ、なんか、ずっげーゾクゾクする。

真ちゃんにそんな事言われたら俺、俺――っ。

「んっ、や……ぅっ、ぁあっ」

急速な射精感を感じ、下腹部に力を入れてみたけれど無駄な抵抗だった。内側から敏感な部分を押され、宮地さんの手の中に吐精してしまう。

「ははっ、すげぇイったな。おれの手べとべとだわ。でも、悪いけどおれ……まだだから」

射精後の気だるさでぐったりした身体をベンチから引きずり降ろされ、身体をぐるりと反転させられた。

真ちゃんの前で四つん這いの格好になり、されるがままに腰を高く引き上げられて再び宮地さんが俺の中で動き出す。


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