No title
手は自然と下半身に伸びて、下着の中で苦しそうにしている俺自身に指を絡める。
「……ッ」
こんな所誰かに見られたら絶対言い訳できねぇ。
わかってんのに止められそうにない。
ズボンの中からクチクチと濡れた音が響いて、それを誰かに聞かれるんじゃないかと言うスリルと、真ちゃんの真横でヌイてるってレアな状況にコーフンさせられる。
真ちゃんの寝顔マジでキレーだ。そういや真ちゃんは溜まってねぇのかな?
俺が知る限り真ちゃんがヌイてるとこ見てねぇ。
コイツの性格上こんな大勢が居る所でヌくはずが無い。
あー、ヤりてぇな。真ちゃんと……。
いつもよりガチガチになったチ○コでガンガンに突かれたら、きっとキモチイイだろう。
俺の……ココに挿れて滅茶苦茶にして欲しい。
前の刺激だけじゃ物足りなくなって唾液で濡らした指を自分のケツへと滑り込ませた。
「……は……んっ……」
さっきから疼いて仕方がないソコは簡単に指をのみこんだけれど、自分の指じゃイイとこまで届かない。
かといって、周りにはなんもねぇし。
「……ん、ふ……っ」
俺がこんだけ悶々してるのに、真ちゃんはまだ眠っている。
「真ちゃん、おーい……真ちゃんっ! 起きろよ」
ゆさゆさと身体を揺すってみても起きるどころか眉一つ動かさねぇ。
疲れてんのはわかるけどさ……。
俺、マジで限界。真ちゃんの隣でなにもなしとかやっぱ無理!
「起きろよ真ちゃん。じゃねぇと襲っちゃうかんな」
乱れた息を吹きかけながら、身体を密着させて顔を覗き込んだ。
たく、すげぇ穏やかな顔して寝てら。
「……っ」