どうしてですか?
どうして貴方は、いつも僕にだけ冷たいんですか?

壊れそうだ。
頭が痛い。
考えても考えても分からない。
僕は貴方に何かしたのだろうか。
嫌われるようなことしたのだろうか。

いつも僕のこと見ては眉間にシワ。
次には憎まれ口を叩くんだ。



嫌いなら嫌いと言って。
じゃないと分からない。

僕だけがこんな思いをする。

ほんとは傍に行きたいのに。
ほんとは傍に居たいのに。



貴方が嫌がってるのなんて分かってます。
だから近寄らないようにしてる。

でもなぜ?
貴方から僕のところに来ては、そうやって文句ばかり言うの?

嫌なら見ないでください。
来ないでください。

貴方の考えてることが分からない。



嫌いなら嫌いと言って。
じゃないと分からない。

僕だけがこんな思いをする。

ほんとは傍に行きたいのに。
ほんとは傍に居たいのに。



ふとした瞬間、貴方の優しさを感じる。
そういうのずるい。
やめてください。

遠回しに優しくしないで。
いつもみたいに、酷くあしらって。

じゃないと壊れる。

好きです。
好きです。
好きなんです。

気持ちをせき止めておく枷が、壊れてしまう。



嫌いなら嫌いと言って。
じゃないと分からない。

僕だけがこんな思いをする。

ほんとは傍に行きたいのに。

ほんとは、傍に居たいのに。





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