【会話】お前の顔が見たくて
ジュリウス「これじゃお前の顔が見えないな」
シラユキ「私の顔が見たいの?」
ジュリウス「…何故か、こうしているのが嫌だと思う自分がいる。お前の温もりがあるのは変わらないのにな」
シラユキ「貴方って…いいわ、あとで好きなだけ見せてあげるから」
(背中合わせで座ってる)
シラユキ「さ、好きなだけどうぞ!」
ジュリウス「あぁ、ありがとう」
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シラユキ「…あの、そろそろ寝たいんだけど」
ジュリウス「そうか」
(ベッドに寝転んでポンポン)
シラユキ「お誘いじゃ…ないわよね、ジュリウスだもの…えーっと、何してるの?」
ジュリウス「好きなだけ見てもいいんだろう?」
シラユキ「確かに言ったけど、極端すぎない? 飽きたらやめていいから」
ジュリウス「そう言われるとますますやめどきがわからなくなる。『好きなだけ』が好きでなくなるまでだとすればそうなることはないし、飽きもしない…難しいな」
シラユキ「そ、そう…じゃあ、眠くなったらやめる? 寝不足じゃ任務に差し障るし。というわけで、今日はおしまいにしましょ」
ジュリウス「それもそうだな、おやすみ」
シラユキ「あっ、添い寝は続行なのね…」
2013.12.3
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