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【未完】桜舞い散る【書き出し】
雪と見紛う花弁が舞い散る向こうにソーマの姿を見つけ、シズカは目を細める。
白い神機に薄紅の花弁。絵になる光景だったが、帰投時間が迫っている。
「一人でお花見かしら?」
シズカの言葉にいつもより柔らかな表情でソーマは振り返った。
「悪い、珍しい花だと思ってついな」
2012.4.23
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