――皆さんお疲れ様でした。
第一章を終えての感想などどうぞ。


｢んじゃ、主役の椿から｣

｢え！？えー…き、緊張したッス、演技とか始めてだし何か疲れました…｣

｢ほーう？その割りには良い演技してたんじゃねーか？主演男優賞も夢じゃねーな椿よう｣

｢く、黒田さん…！(ﾋﾞｸﾋﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ)｣

｢クロ、出番が無かったからって椿に絡むな｣

｢！、出番が無かったからじゃねーよ！お前だって無かったじゃねーかスギ！｣

｢まぁそれはしょうがないよ、第一章はフラグ建築に大忙しだったみたいだし｣

｢ああ？何だよフラグって｣

｢いや、こっちの話｣


――他の皆さんは如何でしたか？


｢俺いきなり風呂のシーンだったもんなぁ、でも何か楽しかった！｣

｢世良さん何回ダメ出しされてたんスか…俺は大して緊張とかしなかったし、一発ＯＫだったッスよ｣

｢しょうがないだろ赤崎！普段難しいこと考えないからわかんねぇんだよ！｣

｢はいはい、で、キヨさん(ﾆﾔﾆﾔ)｣

｢キヨさん(ﾆﾔﾆﾔ)｣

｢キヨさん(ﾆﾔﾆﾔ)｣

｢お前らニヤニヤし過ぎ！っつーか何で俺ばっかこんな登場の仕方なんだよ！…てか宮野最初だけだったな｣

｢えー嫌だったの清川？｣

｢が、ガミさん｣

｢俺はかなり美味しい役だと思ったけどなぁ｣

｢っつーかガミさん何回キス失敗するんスか…ボタン外すとこもそうだし｣

｢それ、わざとだろ｣

｢うん、わざとだな｣

｢わざとッスね、ガミさん｣

｢あは、ばれてた？｣

｢はぁぁぁぁ！？！？｣

｢あはははは、それより堀田くんカッコイイ役羨ましいぜー｣

｢本当まともな役で良かった、ガミさんは相変わらず刺されそうな役だね｣

｢石神はあんなもんだろ｣

｢そう言う堺さんは世良と何かあるのかな？あったのかな？(ﾆﾔﾆﾔ)｣

｢堺も美味しい役で良かったなぁ(ﾆﾔﾆﾔ)｣

｢煩せぇ！｣


――あ、王子が遠くの方から睨んでいるように見えますが…


｢今回全く出番が無かったからな彼奴は｣

｢ジーノも拗ねんだなぁ、村越はどうだったよ演技｣

｢演技っていうほどそんなに登場してないだろ、それよりあんたこそ｣

｢あ、俺？いつも通りでいいって言われたから適当にやったけど、お前は？椿｣

｢お、俺は｣

｢そういや、村越との添い寝のシーンあったなぁ？｣

｢あ、あれは凄く緊張して｣

｢あんたも押し倒すシーンあっただろ、体触ったり｣

｢どうだった？椿｣

｢え！？緊張、したッス｣

｢ふーん…っと、なんだ？まぁこれからはもっと過激なシーンがばんばん出るから心の準備はしといた方がいい…だって、カンペが｣

｢えぇ！？そんなっ｣

｢…頑張れ｣

｢えぇ！？コシさん！？｣


――それでは皆さん、これにて第一章の収録は終了致します。
お疲れ様でした。

次回、第ニ章もお楽しみに！



end.
2011.10.18

←