「あ、だめ、あ、やぁ、変に、なるっ」
「はは、なっちゃえよ」
「うん、む、んん」
「…っは、すげぇドロドロ、椿そんなに良いのか?」
ガミさんに背後から突かれる度に身体が上下に動きそのせいで堀田さんと俺の淫茎がずりゅずりゅと擦り合わさって、前後を同時に激しく責め立てられた俺は自分が思った以上に早く、いや、もう既におかしくなっていたのかもしれない。
だからだろうか、ツンと主張をする胸の突起を摘まんで転がしていた堀田さんの唇に俺は自らの唇を押し付けると、雛鳥が親鳥に餌を求めるように懸命に舌を伸ばし堀田さんの口内をさ迷った。
そんなすっかり快楽の底に堕落した俺の様子に堀田さんは満足そうに目を細めキスに応える。
互いの唾液を交えるような息を吐く間もない激しいキス。
夢中になって貪っているとガミさんが「さっきより更に締まった気する、堀田やるなっ」と小さく息を溢し笑った。
「なぁ椿、どうして欲しい?今のままだとしんどいだろ?」
「う、ふぁ、う、うす」
「ガミさんがおねだりして欲しいんだと、椿、言ってみろよ」
「ふ、あ、おれ、俺はっ…」
快感に染まり涙で霞んだ瞳を堀田さんに向けると、汗で貼り付いた髪を避けて額にキスをくれた。
(あ…やっぱり言わなきゃ駄目なんだ)
堀田さんのキスがそう促しているようで、ぽわんと熱に浮かされた思考がゆっくりと回転を始める。
そして暫く間を置いて赤く色付いた唇がガミさんに向けて小さく呟いた言葉は。
「い、いかせて…ください」
これが俺の精一杯だった。
頭なんてもうろくに働いていない筈なのに、これでも大分恥ずかしくて恥ずかしくて。
けれど俺が言葉を言い終えるのと同時にガミさんが背後から唇を塞いだから、大丈夫だっのかなと少しだけ胸を撫でおろした。
「ふぅ、む、んん、ん」
「…は、じゃ、おねだり通り、いかせてやるか」
「はは、ガミさん嬉しそう」
「そりゃあね!」
そう言って俺の腰をグイっと引くと、ガミさんはさっきまでとは違いダイレクトで前立腺を抉り始めた。
激しい抽出に敏感になった俺の体はビクビクと跳ねて、必死に目の前の堀田さんにしがみつく。
堀田さんはそんな俺を横目に二人分の淫茎を纏めて扱き始めたからもう頭は思考諸ともスパークしてしまい、射精するその瞬間まで俺は壊れた人形のようにただただよがり狂ったように喘ぎ続けた。
* * *
「椿のおねだり可愛かったなー、なぁもう一回言って?」
「い、嫌ッス!無理ッス!」
「えー」
頭からすっぽりとベッドに埋まった状態から少しだけ顔を出して外部の様子を伺ってみると、思いの外ガミさんが近くにいて驚いた俺は咄嗟に再びベッドへと身を隠した。
(あんなことした後にまともに顔見れる訳無いよ!)
思考は完全に熱に浮かされていた筈なのに何故か自分の醜態はしっかりと記憶していて、自らキスをしたりおねだりしたりと様々な恥ずかしい言動を思い出してしまった俺は、ガミさんと堀田さんを直視出来ずにとりあえず布団の中へと避難していた。
ベッドの脇に腰掛けて先程までの行為を彷彿とさせるような際どい事を言ってはからかってくるガミさんと、そんな俺とガミさんの攻防を呆れ笑いを浮かべながらも楽しそうに眺める堀田さんは、不思議にも宛ら一家庭のとある日常を思わせるようなのんびりした雰囲気を醸していて、俺もなんだかその空気に流されそうになっていたそんな時。
「よーし椿君、第2ラウンドへと行こうか!」
「石神・堀田より良くしてやるから、さっさと出てこい」
勢い良く開け放たれた寝室の扉から現れたのは丹さんと堺さん。
丹さんはベッドから布団をひっぺがすと、現状を把握できずに困惑したまま小さく丸まっていた俺を見下ろし驚愕の一言を告げた。
「次は俺と堺と3人でしようぜ!」
end.
祝5000hit!
ありがとうございますm(_ _)m
此方はベテランルートでした〜
お楽しみ頂けましたでしょうか?^^
御礼短文で18禁はどうなんだと散々悩みましたが…大丈夫、でしょうか?(´・ω・`)ビクビク
でもまさかの堀田+石神×椿…そしてまさかの丹波+堺×椿フラグオチw
きっともう2度と書かないであろうCPだよw
でも楽しかったッス!
たぶん康は堀田をイケメンにしたいみたい←
キャラを上手く掴めてない感全開ですが、そこはエロエロバッキーに免じてお許し下さい^^;
それでは、読んで頂きありがとうございました!
これからもSBlinerを宜しくお願いしますm(_ _)m
2011.06.11
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