『もうやだ…ローとか云うアホのせいで私の穏やかな高校生活死んだ。ローのアホが死ねば良いのに。』


「………………。」


俺達は一瞬にして凍り付いた。
おいお前ら、***にローの見た目とか何か教えてなかったのか?***の奴、この場にローが居ないと思ってんだけど。俺の背後がすげー寒いんだけど。


視線でマルコやサッチに訴えかけても、二人は顔を逸らして冷や汗を流していた。
目を合わせろクソ野郎!


『ねぇエース…ローって奴どこに居るの…』

「お…***、そろそろ授業だ。戻るか。」急いで***を抱き上げてこの場を去ろうとしたが、





「ロー?フフ、俺の事か?」


どす黒い笑みを浮かべたローが、俺達を引き止めた。
あーあ…終わったわ。






『えっ、アンタが!?』


「随分と面白ぇ事言ってくれんじゃねえか。あ゛?」

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