休み時間に、俺はローの教室に足を運んだ。ローは眠たそうな面して俺を見た。


「…なんか用か。」

「お前、今日下駄箱殴っただろ?」
ローは「覚えてねぇ。」とだけ吐き捨てる。

傍らでキャスとペンギンが「ほら朝の。」とか「キャプテンが覚えてると思ってんのか。」なんて囁き合う。ベポに至っては窓から空を眺めて幸せそうだ。


「あのよぉ、あの下駄ば…うぉっ」
言いかけて背後から服を引っ張られた。

振り返ると、顔を覆って軽く泣いてる***と、その***を両サイドから慰め、困ったように笑うマルコとサッチがいた。

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