『普通、私がスリッパはくべきじゃない?』

私の横でスリッパをカポカポいわせながら歩くエース。
私はエースのデカい内履きに歩くのに苦労する。

「気にすんな。」
そう云ってまた私の頭を撫でる。

「あと、下駄箱使えねぇみたいだし、俺の下駄箱と兼用しとけよ。」

『エースの下駄箱わかんない。』
エースを見上げると、欠伸しながら「帰りに教えてやる。」と笑った。

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