×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -

あとがき




▼あとがき


ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!
いや〜なんだか自分でも驚きの一言です。
この作品は、以前『short 』の方で掲載していた読み切りのお話だったんですが、もっと深く読んでみたいとのコメントがあったのと、私自身「ゼレフ書の悪魔」っていう設定が結構気に入ってまして実現した長編物でした。

こんなにも長くなるとは自分でも予想はしていなかったんですが、書いていく内に次々と物語のストーリーが浮かび上がってきてしまい…こんなに長くなりました。
自分でもあんな読み切りだった話がこんなに膨らむとは思ってなかったので、正直とても驚いています。

今回書いてて一番楽しかった部分は、ゼレフとヒロインちゃんとの絡みの部分でした。
お話の途中ゼレフが「彼女」と指した相手は誰だかお分かりだったでしょうか?ゼレフがいう彼女とはメイビスの事です。
以前メイビスと愛し合い一なる魔法を知ったゼレフが、ヒロインちゃんとナツを見て、あの頃の自分達を重ね合わせてしまったことで、ヒロインちゃんに助かる方法を教えに来たって感じです。わかってくれるかなぁ〜と思いながら、最後あとがきで書いてやる!と意気込んでました。笑

後、ずっとナツさんがヒロインちゃんの名前を呼んでなかったんですが、お気づきだったでしょうか?
実はナツさんは薄々こうなることをなんとなく予想していましてね、最後の時にと名前を呼ぶことをしなかったのです。
ヒロインちゃんの命がつきるその時に、改めて名前を呼んであげることで『名前』というものが特別なものだと、ヒロインちゃんに深く認識させ分からせるためにも最後に一度だけ名前を呼んだまでです。ヒロインちゃん自身も最後にナツに初めて名前を呼ばれた事で、愛する人に名前を呼ばれる事がこんなにも幸せな事なんだという事に、深く気づく事ができました。そんな気持ちを込めて最後までナツさんにはヒロインちゃんの名前を呼ばせないでおきました!

最後のエピローグは、原作の最終回と同じようにメイビスとゼレフに似た二人が再び再開するというのを見て、絶対最後はこれだな!と思い書いたまでです。
読み切りの方では、エピローグのお話までは書いていませんでしたが、やっぱりバットエンドよりもハッピーエンドがいいなぁと思いながら書いたまでです!二人の強い愛情が、来世でも二人を互いの元へと導かせたラストになりました!

結構原作読んでないとわからない内容もちらほらあったと思いますが、大丈夫だったでしょうか?ネタバレとも言える内容も記載していたため、まだ読んでなかった方には申し訳ないです。

タルタロス編が一番好きなお話だっため、このお話を書かせていただいて、とても楽しかったです!タルタロスのナツさん最高だからね!笑

あとがきもこんなに長くなってしまって申し訳ないですっ!
最後まで読んでいただきありがとうございました!