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阿吽の門をくぐり木ノ葉へと戻れば、カカシが一歩前で出る。
「俺が報告書を提出しておきますんで、三人は先に帰ってください。」
「あぁ、悪いな。」
カカシはカミコへと手を伸ばせば、くしゃりっと髪を撫ぜ、ドロンと消えていった。
さて残った三人。
変に沈黙が続く。
あのカミコが初めて弱さをみせたんだ。
カミコもカミコで気まずいだろう。
「…カミコ。」
「はい…?」
「明日からまた通常任務を申請しておく。だが、無理だけは絶対しない事。いいな?」
「はい、大丈夫です。」
「ならいい。んじゃ俺ちっと寄るところあるから、シカマル。カミコと先に帰っててくれ。」
そういいカカシ同様、ドロンっと消えた。