吐き出されたカミコの重荷。


溜め込んで抱え背負っていた言葉。






シカクやカカシ、シカマルは胸が痛くなる。
こんな想いを、たった12歳の少女が一人で背負っていたのか、と。




里を失くし、兄に狙われていると知り、兄が敵対する人物だと知った悲しみは、言葉では表せられないほどの悲しいだろうに。








「バカだなぁ……。里を守るのはお前だけじゃない、みんなの仕事だ。


だがな、カミコ。お前はまだ12歳の子供だ。そんなもん、一人で背負う必要はねぇ。……お前の事は、ちゃーんと俺達大人が護ってやっから。――――俺が必ずどこにいても護ってやるから、安心しろ。」




 
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05:音のない叫び
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