現れたのは一人。
その後ろからゆっくりと姿を現したのは―――――、






「…久しく見る顔だな。」


「ッ… クロ…ツキ…!?」






そこに居るはずのない人物に、今までに見たこともないような動揺を見せるカミコ。
大丈夫か、とシカマルは声をかけるも、その身体はやはり震えていて。








「なんだ、クロツキさん知り合いっすか?」


「…あれが例のターゲットだ。」


「あぁ。あれが双子の妹さんか。あの眼を持っているという。」






!!!??

双子の妹!?
鬼鮫という男の言葉にシカマルはカミコの方を向く。







「…里は全員遺体になっていた。無事…だったの?」


「ふむ…無事、というか俺が死ぬはずはないんだよカミコ。」




右手にパチパチと術を発動しているクロツキ。
そのままカミコへと突っ込む。






「くッ…雷切!!!」





寸前でカカシが雷切にて相殺をすれば、クロツキは薄っすらと笑みを浮かべた。







「俺が、里を消し飛ばした張本人だからな。」





 
<<>>
しおりを挟む
5/16
04:兄・神楽クロツキ
Back to Top
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -