Back to Top
「ふむ、4人揃ったな。ではこれよりシカク率いるフォーマンセルに、Sランクの任務を言い渡す。」
「Sランク!!!???」
ただ連れてこられたシカマルは思わず大声をあげて驚く。
そりゃ驚くだろ!?驚いてないカミコの方がどうかしてるっつの!!
「すまんな…ほかの中・上忍は皆任務に入っているんじゃ。…できれば下忍は連れていくのを避けたかったが、極秘の任務故、心得てくれ。
音の国境から西へいった場所に、不穏な動きをする里を暗部が見つけてきた。
それの目視事実確認をしてきてほしい。
敵に遭遇した場合は勿論戦闘もあり得る、あとは音の襲撃も考えられる。
シカク、カカシ。二人のフォローを確り頼むぞ。」
「「はい。」」
「カミコにシカマル。お主らも決して無理はするでない。」
「はい。」
「っ…、」
まだ俺は状況が呑み込めないでいた。
っていうかカミコはともかく、俺みたいな下忍が行くような任務じゃないはずだ。
何故人がいないからって親父は俺を打診したのかさえ分からねぇ。