―04:兄・神楽クロツキ ―






あの10班との合同任務以来。

10班のイノ・チョウジは何故かカミコに懐いてしまった。
あれだけ態度を気にしていたイノのこの豹変ぶり。


カミコもどこか諦めたような顔で話するまではいかなくとも、なんなりの反応をするようにはなった。



そんな中、10班は今日休みだとアスマに伝えられ、急遽暇になってしまったシカマル。
丁度火影室を出ようとした入れ違いで、15班の二人、そしてカカシが火影室へと入っていく。

その時、シカマルはガシっと腕をシカクにつかまれた。











「あ??」


「お前もついてこい。」


「はぁ!?」










何故か親父によりまた火影室へと入ることになるシカマルをみて、イノとチョウジはがんばってーと手をひらひらさせていた。

いやいや、今日休みになったんだけど!!!!

そんなことを心の中で叫ぶシカマルだった。
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