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シカクの言葉に深いため息を吐くシカマルに、我関せずのカミコ。
いったい親父は何を考えているのか、と睨むがただ笑みを返されるだけだった。
「ちょっとシカマル…!」
「なんだよイノ。」
「私達は猪鹿蝶の連携があるけど…あの子の実力も知らないし私達だけでやろうよ。」
「駄目だよ。四人でってシカマルのお父さんに言われたでしょ。」
むすっとするイノ。
シカマルは集合場所へと進みながら親父の横で並んで走るカミコの横についた。
「カミコ、俺達は猪鹿蝶っていう連携が『知ってる。』
―――――へ?
「貴方達のコンビネーションは事前にシカクさんに聞いていたから知ってる。
…その猪鹿蝶の後に私が止めを刺す。」
おいおい、まじかよ。