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そしてカミコは重い身体を引きずりながらも、任務の為にシカクの待っている火影邸へと歩き出した。
火影邸の入口へとつけば、そこには7班と10班の下忍の姿もあった。
邪険な目で見るのは女の子組のサクラにイノ。
我関せずなサスケと、雰囲気にビビってるナルト。
そんな中シカマルはカミコに声をかけようと思うも、同じ家に住んでいるのに今ここでおはようと声をかけるのはおかしいのか、と無駄な思考が邪魔をしている間に、カミコは2班の間を素通りし中へと入っていった。
「っきぃぃぃぃなんなのあの子!!!ほんっとムカつく!!!!!」
「ちょっと感じ悪いよねぇ……。本当に強いのかしらあの子。」
「でもシカマルはこの前の任務でカミコの実力見たんだろ?」
「…あいつは強ぇよ、俺達の数十倍も。」
「ちぇっ…絶対贔屓だってばよ……。」
勿論そんな声もカミコの地獄耳は拾っていた。
これでいい、仲良くするつもりなんてないのだからと一呼吸おいて、火影室の扉をノックした。