「まぁいらっしゃい!!貴方がカミコね?私は奈良の妻でヨシノよ。気兼ねなくゆっくりしていってほしいわ。」


「……数日間、ご迷惑をおかけしますが宜しくお願いします。」





カミコは本当に申し訳なさそうな声を出して。
その時、がらがらと閉めたはずの扉が開く。






「ただいまーーーーーーーあああ!?ななななっなんでここにお前がいるんだ!?」


「…………。」


「おう帰ったかシカマル。カミコは暫く此処に泊まるから、お前もそのつもりでな。」


「はぁ!?なんで!?」


「今日の増援で負った怪我で15針も縫ってるんだよ。その怪我が治るまでだ。」


「15針!!!???」





バっとカミコの方をみるも、特に可笑しな部分は無く、混乱するさなか、カミコはヨシノによって二階の部屋へと案内された。
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02:少女の強さ
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