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「お前に何かアドバイスや注意事項なんてものは存在はしないが……、とりあえず殺すな、瀕死程度で済ませておけ。」
「――わかりました。」
カミコは夢幻眼を使い、居場所を特定すれば二人はすぐに戦闘音を耳に捉える。
「俺が後ろでカバーしてやる!行け!!」
「――氷遁・万華氷!!」
氷の刃が小隊を襲っていた忍の急所から外れた箇所へ当たる。
「シカクさんッ …!それにカミコもっ!」
「増援……助かった………、」
「遅くなったな、怪我の具合いはどうだ?」
「一人だけ重症です、急いで病院へ運ばなければ…。」
「カミコ、聞いたな?急いで『―――氷遁・地鎖連氷。』
カミコは先程の攻撃を食らって倒れている方へ向けて印を結び、その忍達の足元からゆっくりと凍結し始めていた。
「こ…れはっ………。」
「…大丈夫です、死にやしません。チャクラを吸い取る術です。」
そういい、カミコは怪我をしている忍の方へ向かい、治癒術をかけ始めた。