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「くッ……(これ、が……影縛り)」
「全く…俺相手だからいいが……。」
「勿論、シカクさん相手なので惜しみなく使いました。」
こいつwwwなんてたじたじな表情をするシカクは影縛りの術を解く。
カミコはシカマルの元へとゆっくり歩いて。
「土遁は高難易度なものが多いけども。…あなたの頭ならそれを理解してものにできるはず。……シカクさんの息子なんだからね。」
「まぁそういうこっちゃ。カミコ、言い出しっぺなんだから、これからも修行に付き合ってもらうぞ?」
「!?……わかりました。」
シカクは思っていた。
シカマルとカミコがペアを組めば、いいツーマンセルが組める、と。
「でもなんで急に俺に……。」
「……この前の任務で助けてもらったお礼、なだけだから。」
そうカミコがボソリと呟けば、失礼しますと家へと帰っていった。
カミコが帰った後、奈良家。
「だああああ…疲れた…………」
「おいおい…カミコなんかお前の倍動いてたんだぞ?」
「あいつ体力底なしかよ………。…俺、土遁の勉強、してみるわ。」
「(カミコと修行を積むことで、シカマルも成長できる。
こりゃいい傾向だな。)」