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「あ? どうしたサスケ。」
「……。」
サスケは無言でカミコへと手を差し出した。
その行動に、カミコ以外のそこに居た皆が目を丸くした。
あの!サスケが!!
一体何ごとだ、とカカシやシカクだって思っていた。
「………。」
「俺はお前が何者だと別に構わない。ただ、強い奴は嫌いじゃない。それだけだ。
うちはサスケだ。」
「! …うちは一族…、」
うちはといえばカミコの目の色が少し変わった。瞳術を使う一族として、うちはやカミコの神楽一族は皆知っていたからだ。
そして少し考えるが結局手を差し出すことはせず。
そんな態度のカミコを見ればサスケはふっと笑みを浮かべ、自分の家へと歩き出した。
さて一方、あっけに取られている一同。
この行動にはシカクも予想をしなかった行動で。