任務の報告も終え、各々が解散になった。

カミコはシカクと話をしており、それを遠目で見ていたのはサスケだった。







「どうかした?」


「思い出した。…あいつ。なんで下忍なんだ?」







サスケはわかっていた。
氷遁のチャクラの雰囲気で、これは下忍や中忍が使うような術ではない、と。

そして、彼女が何者かも、だ。

そんなサスケにカカシは肩をぽんっと叩いた。






「お前もカミコの根も葉もない噂をこれから聞くかもしれない。
仮にその噂が事実だとしても、=(イコール)それが真実とは限らない。
…そういうことだよ。

噂で知ろうとするんじゃなくて、ちゃんと話して本人の事を知ればいい。
……今はまだ距離は遠いだろうけどね。」






それを聞き、サスケはすたすたとカカシの元を去り、シカクと話しているカミコの傍へと近寄る。

その様子をシカマル、そしてナルトとサクラが見ていた。
<<>>
しおりを挟む
14/16
01:閉ざされた心
Back to Top
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -