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任務の報告も終え、各々が解散になった。
カミコはシカクと話をしており、それを遠目で見ていたのはサスケだった。
「どうかした?」
「思い出した。…あいつ。なんで下忍なんだ?」
サスケはわかっていた。
氷遁のチャクラの雰囲気で、これは下忍や中忍が使うような術ではない、と。
そして、彼女が何者かも、だ。
そんなサスケにカカシは肩をぽんっと叩いた。
「お前もカミコの根も葉もない噂をこれから聞くかもしれない。
仮にその噂が事実だとしても、=(イコール)それが真実とは限らない。
…そういうことだよ。
噂で知ろうとするんじゃなくて、ちゃんと話して本人の事を知ればいい。
……今はまだ距離は遠いだろうけどね。」
それを聞き、サスケはすたすたとカカシの元を去り、シカクと話しているカミコの傍へと近寄る。
その様子をシカマル、そしてナルトとサクラが見ていた。