「あのこ…そんなに強いんですか?だって私達と歳も変わらないし、同じ下忍だし……。」


「んーなんて言えばいいのかな。彼女は忍のセンスがずば抜けているんだよ。そうだなぁ…カカシと同じぐらい、って言えばいいたとえかな?」





イノは納得いかないような顔をしているが、チョウジはほえーっと少し興味のあるような顔をしている。

そしてシカマルにこそっと声をかける。







「ねぇねぇ。シカクおじさんがここまで言うって、カミコって本当に凄い忍なのかな。」


「……さぁ。俺にもわからねぇよ。でもこの前親父と組手してたろ。あれを見る限りじゃ相当強ぇんじゃねぇの?」




親父と組手をしていたのを見てたこと思い出せば、チョウジは凄いーだの、一度みてみたいー、だのと目をきらきらさせていた。

イノはどうやら面白くないのか終始むくれた顔をしていたけども。








――火影室――



「やはりそうか……。」


「実力、センスは共に全く問題もなく、中忍、上忍に混ざってのAやSもこなせると思います。……が、コミュニケーションがどうも…、」


「あいつの心を開いてやらんことには、その問題だけは解決しないだろうな…。…よし、次の任務は合同任務を組ませようか。
シカク、フォローしてやれよ。」


「わかりました。」



 
<<>>
しおりを挟む
5/16
01:閉ざされた心
Back to Top
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -