そして相手の前に出るカミコの目は、下忍にはあるまじき集中力とオーラを出している瞳をしていて。



カカシは思わずカミコの肩をパシっと掴む。








「――――任務内容、覚えてるね?」


「……はい。」


「(シカクさんから聞いてたにしろ、やっぱり実力は本物か。あの目は、殺そうとしていた目だ…。)俺とアスマでイノとチョウジを抱える。シカマルは走れるか?」


「な、なんとか……。」


「よし、カミコは走りながら二人に医療忍術を。」






カミコはわかりました、と告げた後まだ肩で息をしているシカマルの前に。






「……あなたは私が背負う?」


「―――はぁ!!?」


「「ぶはっ」」





カミコの一言に思わず上忍二人は吹き出し。
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07:些細な変化
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