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そして相手の前に出るカミコの目は、下忍にはあるまじき集中力とオーラを出している瞳をしていて。
カカシは思わずカミコの肩をパシっと掴む。
「――――任務内容、覚えてるね?」
「……はい。」
「(シカクさんから聞いてたにしろ、やっぱり実力は本物か。あの目は、殺そうとしていた目だ…。)俺とアスマでイノとチョウジを抱える。シカマルは走れるか?」
「な、なんとか……。」
「よし、カミコは走りながら二人に医療忍術を。」
カミコはわかりました、と告げた後まだ肩で息をしているシカマルの前に。
「……あなたは私が背負う?」
「―――はぁ!!?」
「「ぶはっ」」
カミコの一言に思わず上忍二人は吹き出し。