ナルトのサポートをシカクが。
カミコのサポートをシカマルがやっていて。


あちら側より熟練度が高い忍の対応に悪戦苦闘していたのはナルトとシカマル。



カミコとシカクに関しては任務慣れしていてどうってこともない任務だったが、下忍が二人追加されたことにより難易度が跳ね上がっている。




それでもさすが上忍シカクはナルトをうまくサポートをしていて。
一方シカマルはうまくできなくともカミコがフォローをしながらなんとか戦っていた。


更に1時間たったところでナルトもシカマルにも疲れが見えチャクラが底をつきかけていた。

それを見たシカクがナルトとカミコを一度下げる。






「ナルト、シカマルお前らもよくやったがここまでだ。あとはそこでしっかり見ておけよ。見て学ぶこともまた任務だ。」


「ぜぇぜぇ…ちっくしょーー…!息がっしずれぇってばよ…。」


「はぁはぁ………(これが……中忍クラス以上の任務の現実…)」


「行くぞ、カミコ!」

「―――はい。」






シカク、カミコは共に前線へ出る。
そして敵陣の真ん中で共に背中合わせだ。





「俺の言いたいことはわかるな?」


「はい。長引かせず速やかに、ですね。」


「おう。お前の背中は俺に任せろ。俺の背中は―――――任せたぞ。」






そう言い切り二人は敵へと突っ込む。
普段は後衛のシカクも体術と影をうまく使い、その背が狙われることを気にせずに。

後ろにはカミコがいる。
そういう信頼関係が二人にはあるのだ。
それが任務上なだけだということも勿論シカクにはわかっていた。


でも、今一番カミコに近いのは間違いなくシカクという存在。
それさえもシカクはしっかりとわかっていた。

―――勿論カミコもだ。
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06:少女の気持ち
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