シカマルから10班と組んだ時少しわだかまりが解けたように思えたと聞いてはいたが、イノ達の会話をスルーしない辺り少しの変化はあったのだろうかと思う反面、変わらぬ態度にどうしたものかと木ノ葉1の頭脳を持つシカクは人知れず悩んでいた。



火影邸へ入れば二人は火影の前へ立つ。







「15班じゃな。今日の任務はー……ふむ。合同任務をやってもらうぞ。」


「合同任務ですか…?」


「……(また、か)」


「そうじゃ。そろそろ下忍になりひと月はたつ。里外任務にも慣れていってもらわないといかんじゃろう。
15班はもう里外任務が主になってきておるし慣れておる。
サポートをしてやってほしいんじゃ。」




そんな火影の言葉に、表情を変えないカミコ。
そしてやってきた班は先程下であった10班と、7班。
この前の同号任務をやった班と同じだった。





「よっしゃー!また里外任務だってばよ!!!」


「うるさいナルト!!!!!」


「…うすらトンカチが。」


「カミコと一緒だって!ラッキー♪」


「イノはカミコと一緒だとテンションあがるよねぇ。」


「だってカミコ強いんだもの!」


「え…なにイノってばいつの間に仲良し…なの?」





ぎゃあぎゃあと騒がしくなる火影室。

カミコはというとシカクから手渡された任務内容表を隅から隅まで読んでいた。


 
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06:少女の気持ち
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