「カミコはどう見る?この大筒木一族っていう忍。」
「まだ情報が少ない為わかりませんが、手練れだということだけしか容認できません。あの警備体制が整ってる岩隠れが襲われたんです。
大きな戦争にならなければよいのですが…。あと狙いがまだ定かではありませんが…もしかしたら私の可能性もゼロではないですね。」
「…夢幻眼、か。」
「はい。」
今や夢幻眼のお陰もあるが、忍界でトップを争う実力の持ち主になっているカミコ。
夢幻眼を狙う輩は少なくもなく、鷹を生み出した虹隠れもまだ動いてはいなかった。
「……裏で糸を引いているのが虹隠れだとしたら、話は単純なことになるからいいんですけど。」
「いやよくないからね?!
お前が狙われるってことだからね?!」
「…狙われるのは慣れてます。その所為で皆さんを巻き込んでしまう事だけが怖いんですけどね。」
過去に色々あるカミコ。
それでも今が幸せすぎてうっすらと忘れかけていた罪悪感が浮かび上がる。
そうであってほしい、だがそうであってほしくない。
「パソコン借りますね。」
「おう。」
カミコは火影の席へと座り、補佐達と連絡を取り合う。
少なすぎる情報に眼を細めながら。
それから一時間が経過した。
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