一方、ある程度の距離を走ったカミコ。
その合流地点に、サスケとナルトの二人が待っていた。
「ごめん、遅くなったわ。」
「え!?増援にカミコが来たのかってばよ!?」
「たまたま徹夜で仕事してたのよ。それより……あの内容は本当なの?」
「あぁ間違いない。―――裏で、虹隠れが関係していた。」
夢幻眼を狙っている大筒木一族と虹との接点を極秘任務でサスケとナルトが見つけた。
ずっと前から潜入させていた暗部のスパイからの情報で得た有力な証拠。
カミコはギリっと下唇を噛みしめる。
「……お前の所為じゃないだろ。」
「サスケ……。」
「そうだってばよ。木ノ葉は絶対護るし、カミコはどこへにもやらねぇってばよ。」
「……で?そのアジトにうちの忍が捕まったって?」
「あぁ、暗部二人が捕まった。俺達と一緒に行動していた二人だ。
俺達がやる事は奪還し、そいつらを木ノ葉へ連れ帰り尋問部に引き渡すことだ。」
「体力は大丈夫だってばよ?」
「舐めないでよ。――――私は、強いんだから。」
←
→
Back to Top
42/37
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -