「まぁ…本音を言えばお前にまだ里外任務はさせたくねぇんだ、そこはシカマルと同じだ。」
「シカクさんまで……。」
「出産を終えてまだ半年だ。おりゃ女の事はわからねぇが、ヨシノを見てきたし、シカナの出産を終えたあとのお前も見てきた。
現役バリバリの頃より体力が戻ってねぇのは事実だろうが。」
「そりゃそうですけども……。でも私強いんですよ。」
「ははっんなもんは15班のツーマンセルを組んできた俺が一番知ってる。カカシより、シカマルよりもだ。」
「じゃあ『だから心配なんだろうが。』
カミコの親代わり、いや親として大切に大事にカミコを育ててきたシカクだからこその気持ち。
せっかくここ2年は平穏穏やかに過ごしていたというのに、今度の事もまたカミコが関わってしまっている。
「事実、お前が木ノ葉で一番の忍だ。サスケでもナルトでもカカシでもなく、お前がな。
木ノ葉にとってお前は欠かせない存在。
だから………今度こそ、絶対に俺に守らせろ、カミコ。」
「シカクさん……。」
「もう…あんな目にだけは合わせたくねぇ。」
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