「あれは…もう昔の話だし時効だよ。『んなわけねぇだろ馬鹿。』
もう、と少しばかり眉を下げながらカミコは窓際へと移動して、
窓を開け風を取り込む。
「……私にも、守らせてよ。この木ノ葉の里を。
――――私だって、木ノ葉の一員なんだから。」
虹で罪を背負わされ、死刑寸前に木ノ葉へと引き取られたカミコ。
今では木ノ葉が大好きで、大切な人達が沢山いる此処を、守りたいのはみんなと同じ気持ちだった。
「まぁ安心しろシカマル。」
「! …親父 」
二人で話をしていたら入口の開いていた扉にはシカクの姿があって。
「シカクさん…お疲れ様です。」
「おう、お前らもな。事の詳細はカカシから聞いた。まぁ今回は俺が付いてるし、まだ体力の戻り切ってねぇカミコに無茶な事は俺がさせねぇよ。第15班なめんなよ?」
「…親父がまぁそういうならいいけどよ。俺だって仕事終わらせてたらついていったっつの………。」
「ふふ、シカマルの仕事基本的なのは片付けたから、あとはシカマルしか閲覧できない系は私にはできないし、そこは頑張ってよ火影側近さん。」
ちぇ…なんていいながら、シカマルは隣の作業部屋へと移動した。
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