木ノ葉に戻ればさっそく木ノ葉の上役会議が取り急ぎ行われる。
その間カミコが火影室へ残り雑務や日報などカカシの代わりに仕事をしていて。
そこへコンコン、と扉を叩く音が響く。
「どうぞー。」
「あれ、カミコだけかぃ?」
「ママー!」
「シカナ!?シカダイもっ この子たちが何か我儘をっ?!」
「いやいや、6日ぶりに帰ってきたって聞いたからね、シカナが会いたいって。だから忙しいだろうけど連れてきただけだよ。」
「6日も育児押し付けてしまって申し訳ありません…。シカナイイコにしてた?」
「うん!おばーちゃんのおてつだい、いっぱいしたよ!」
「押し付けたなんて、私が喜んで引き受けてるだけさ。今日は帰れそうかい?」
「帰れる努力をしてます。少し遅くなるとは思いますが、二人を迎えに行きますね。」
「カミコ。まだシカダイが生まれて半年しかたってないんだから、周りに甘えなさいよ?身体は万全じゃないんだからね?」
「はい、有難うございます。」
ヨシノの背で寝ているシカダイの額に口付けをおとして、シカナを抱っこしキスをしてもらい、ヨシノは二人を連れてまた家へと戻る。
再び一人になった火影室。
カミコは火影の椅子に座りながら窓の外を眺める。
ヨシノ達の入れ違いに任務を終えたサイの班が報告をしに来た時だった
【ドカァァァン ッ】
と、爆発音が響き火影邸が揺れる。
「なに!?」
「!? 阿吽の門の方ッサイここよろしく!!!」
「え!?ちょ、カミコ!!!!!!!!!」
カミコは窓から飛び出し阿吽の方へと向かった。
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