喧嘩はしません


※TOY*BOX40000hit記念に勝手に贈っちゃうぜ、プレゼント交流文章。
藤様のみお持ち帰り可能です。


「物申そうー!!」

「……バカロキ、なんだようるせぇ……」

「あー!あーちゃん!って今はそこじゃないの!!」

「はぁ?」


俺と彩詞が教室にいるところに、問答無用で、奴等が入ってきた。それも急に
正直に言う。邪魔だ、すげー邪魔だ

その中に一人、慌ててるのか戸惑ってるのか、なんだか見覚えのある顔の女を見つけた


「……、あ、この前のうるさい奴」

「あ、ほんとだ。神風に遊ばれたパンチラちゃんだ」

「ほあ!?覚えられてた!!」

「あ、彩詞も見たのか」

「うん、不可抗力だよ?それに、楽しいわけでもないじゃない?パンチラくらい日常茶飯事だよ……」


彩詞のその言葉に今教室にどっと入ってきた神様連中が一瞬で固まった
6人だけど。あと、女も。


「え、あ、あーちゃん?どいうこと?」

「……うるせぇな、黙ってろ」


ギリっとロキを睨みつけこれ以上聞くなと言わんばかりに圧をかけておく
ただし、こんなときでも空気を読まない奴が、向こうにも1人、こっちには山のようにいるわけで



「おいー双子ー。この間のお前らの女装のさー……ってなんだお前等んなとこに集んな、邪魔だっつううの」

「「はぁ……」」


こんなときに冷慈はタイムリーな発言をして現れた


「「「「「「「……女装……?」」」」」」」

「あなた達にはわからないんですよ!!俺たち双子が普段どれだけの屈辱を味わっているかなんて……!!」

「……ほんと、それな」

「あ、なんか俺、爆弾落とした感じな?な?パンチラちゃん」

「なっ!?パパパパンチラちゃんだと!?」

「あ、なんだ狙ってたんじゃねぇのな」


もちろんその冷慈の発言に神様連中がピシっと音を立てた
あぁ、これは……悟哀愁様だ。可哀想に
彩詞は未だ、なんだかグスグス言ってるから俺はその間に最愛の彩詞を愛でるとしよう


「なんだよ、お前等、んな恐い顔しやがって……。あ、そうだ、パンチラちゃん、今度、俺と遊びいかね?」

「「「「「「!?」」」」」」

「え"!?い、いやいや!行かない!知らない人についてっちゃだめ!絶対!」

「……満田冷慈。これで知らない人じゃねーな。はい決まりー」

「ぐあああああ!!!!!!!なんだよ!!この不良!!この間となんか違うじゃんね!?」


(あーこれだから女って面白いよな)

((性悪満田家だもんな、お前の家系自体が))

((((((パンチラ見てリアクションもしねぇのかよ!って言いにきただけなのに……))))))






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