箱庭捜査隊!
「と、いうことでだ。諸君」
教室につくなり、俺はクラスメイトに協力を仰ぐことにした。
事態は急転直下の大事件だ!!ってやつ。一回してみたいので。
します。
「事態は急転直下の大事件だ!君達優秀な部下の力を借りたい!!」
「任せてください。課長」
「うむ、いい返事だみづ捜査官」
「俺も!任せてくだせぇ!」
「うむ!期待しているぞルア捜査官!」
「オレもオレも〜!」
「おぉっとロキ捜査官!君にも期待させてもらうぞ!」
生えてもいないので、エアカイゼル髭を撫でる動作をしながら教壇でそんな茶番劇をする。
当然するどいツッコミが飛んでくるわけです
「姉ちゃん!んなこと言ってる場合か!」
「待ってたー!弟!いいツッコミだ!」
はぁ、と弟4人衆のため息が聞えた。こら君たち。ため息をつくと幸せが逃げると言うだろうが。
まぁ、弟の幸せなんてしったこっちゃないですが。
「謎の俺の声の奴を捜索して逮捕しようと思います!!」
「「「ラジャー!!」」」
「うむ!よい返事だ!だが問題がある」
そうだ、ここ一番の大問題だ
「個人での捜索は非常に危険になるので禁止とする。よって全員で捜索しようと思う!」
決して恐いから。といった理由ではない。
恐いからではない。大事なことなので2回言いました。
「ソレってレナが恐いだけなんじゃないのォ?」
「何を言うかね、ロキ捜査官。断じて違うぞ☆」
「じゃあ今度ロキ様特性お化け屋敷に一人でー……」
「あああああああ!!!!!やめてください!恐いです!恐いです!冷慈よりビビリです!」
「おい!どさくさにまぎれて俺のことまで言うな!!」
あぁ今日も楽しいなータノシイナー!
(こんなことになってなければね!!)
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