6p(そろそろ気づいているでしょうか?)
「面倒くせえ、
そんなこと聞いてどうする?」
そうですよね、サソリさん。
「一般人だぞ、うん?」
なんで最後に疑問符を付けるんですか、デイダラさん。
「……答えが知りたいだけだ」
答えなきゃだめなんですか? イタチさん。
「私、かなり酷い扱いをされてませんか?」
そうなんですか? 鬼鮫さん。
「ねぇ? お嬢さん」
振り向いた表情が胸に突き刺さった。
髪の毛が逆立つぐらい、鳥肌がたつ。
耳の先まで真っ赤になるのが分かるくらい、
血が沸騰しそうだ。
「そんなこと!
聞かないでくださいっ」
思わず、走って逃げた。
しばらくして聞こえた爆笑の意味がわからない。
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