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ジャンは狭い部屋にひとつだけある窓の桟に腰かけて湿気かけたタバコに日をつけた。朝日がちょうど差し込んでいた。ついさっきまで仕事をしていたジャンは昨夜は寝ることができなかったが、それはいつものことである。早朝まで仕事をし、太陽がそこそこ高くなってきた頃合いに寝床に潜り込むのがジャンの習慣だった。そして、仕事が終わってから寝るまでの時間にタバコをちょうど2本だけたしなむのがもっぱらの楽しみなのだ。 今日の仕事は疲れた、とジャンはひとりごちた。ジャンの仕事はだいたいハードなものだったが、今日は変な邪魔が入り計画が狂ってしまった。なんとか予定を合わすことができたが、もしも失敗していたらと思うとぞっとしない。 ふと、窓の下を見下ろした。ジャンの部屋は二階だった。下は大通りに繋がる路地である。そこに、一人の花売りの少女が立っていた。こちらを見上げて笑っている。純朴そうな少女だ。すこし継ぎがあるエプロンドレスが愛らしい。ジャンがなんの気なしにその少女に手を降ってみると、少女は顔を綻ばせた。その様子に、ついジャンも微笑む。 その時、トントントントンと、ドアをノックする音がした。ジャンはドアの方へ振り向く。狭い部屋であるから、ドアまでそう遠くない。どうするかと悩んだあげく、ジャンは"昨晩の仕事の成果"を胸元に押し込めサイドテーブルに置かれた拳銃を手に取った。構えて足音を消しながらドアの方へ寄る。ピタリとドアの横の壁に背を付けて外の様子をうかがう。"そいつ"は確実に気配を消していた。ひそめられた息遣いは、それでもこの仕事をやって長くなるジャンには感じることができた。誰かいる、と、ジャンは確信した。しかし誰が? ここで誰かが訪ねてくる予定はなかった。ならば十中八九イレギュラーだろう。 −−−−−−−−−−−−−−− このあとからくりピエロがジャンを殺すんだけど、そこまで書ききれなかった。 いつかかけたらいいな あと少女もグルだってメモしとこ
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